タスク管理ツール比較9選|無料枠と有料化の条件で選ぶ

タスク管理ツール比較9選|無料枠と有料化の条件で選ぶ 実務ガイドアイキャッチ画像

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編集部おすすめのプロジェクト管理ツール
編集部イチオシ

タスク・担当・期日をひとつのボードで見える化

  • かんばん・ガントチャート・カレンダーなど複数ビューをワンクリックで切替
  • 日本語UI・日本語サポート対応(東京オフィスあり)
  • 通知・担当割り当て・期日リマインドを自動化
  • ダッシュボードで複数プロジェクトの進捗を一括把握
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Notion

ドキュメント・Wiki・タスクを一元管理。個人〜小規模チームに人気

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ClickUp

豊富な機能と高いカスタマイズ性。自動化・AI機能も充実

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タスク管理ツールは、個人のやること整理ならTodoist、少人数の無料共同利用ならTrello、文書とタスクをまとめるならNotionが候補です。複数案件の進捗を集約するならmonday.comが候補になりますが、集約するボード数、自動化の回数、依存関係や工数記録の必要性によって有料プランが変わります。

無料で続けられる条件も異なります。Todoistは個人プロジェクト5件、Trelloはワークスペースあたり10コラボレーター・10ボードまで。Notionはメンバーが2名以上になると共同作業用のブロック数に制限があります。人数制限を避けたいチームにはClickUpも候補ですが、無料の保存容量は60MBで、ガントなどには試用上限があります。本記事では9ツールの無料上限に加え、有料化で増える機能、課金対象、月払いと年払いの負担まで比較します。

タスク管理ツールを使うメリット

メモや表計算でもタスクは書き出せますが、専用ツールなら作業・期限・担当者を同じ場所で更新し続けられます。主なメリットは次の3つです。

抜け漏れと担当の偏りに気づける

やることをすべて登録しておけば、誰が何を抱えているか、期限が近いのに手つかずの作業はどれかを一覧で確認できます。個人のメモにあった仕事が共有されるため、急な休みや引き継ぎでも作業が止まりにくくなります。

優先順位を決めやすくなる

期限・重要度・状態で並べ替えたり絞り込んだりすると、今日着手すべき作業が見えてきます。チームでは優先度の付け方を一つ決めておくと、「どれから進めるか」を毎回相談せずに済みます。

やり取りが作業ごとにまとまる

確認事項や資料をタスクのコメントに残せば、チャットやメールを遡って経緯を探す手間が減ります。進捗も画面で分かるので「あの件どうなった?」という確認の連絡が少なくなり、話し合いは判断が必要な点に絞れます。

個人で使うなら優先順位の整理、チームで使うなら担当の見える化とやり取りの集約が、ツールを選ぶときの基準になります。

1. 個人管理・共同利用・案件横断管理で選ぶ

まず、日々の作業整理、文書の蓄積、工程管理、案件横断の集計のうち、どこまで必要かで候補を絞れます。

用途最初の候補有料プランを選ぶ理由
個人のリスト・ボード管理Todoist 初心者カレンダーでの計画、所要時間、全期間の履歴が必要ならプロ
少人数でカンバンを共有Trello Free人数・ボード数の拡張や、チェックリスト項目ごとの担当・期限が必要ならStandard
議事録・資料とタスクを一元化Notion フリー共同編集のブロック上限をなくし、文書を蓄積するならプラス
無料で参加人数を増やすClickUp Free Foreverガント・添付容量を無制限に使うなら有料プラン(Unlimitedなど)
2人で多数の案件と添付資料を管理Asana Personal共同利用人数を増やし、工程・依頼受付・自動通知を扱うならStarter
表形式と数式を使って業務を管理Smartsheet プロ恒久無料プランはなし。複数シートのレポートや無料ゲストが必要ならビジネス
独自の作業ステータスとガントを共有Wrike TeamFreeの有効タスク上限をなくせる。年額一括とユーザーグループ単位の契約が前提
参加人数に比例しない料金で案件を管理Backlog スタンダードスペース単位でユーザー数無制限。案件横断ガントが必要ならプレミアム
案件別ボードの進捗を集約monday.com スタンダード最大5ボードの集約から選び、依存関係・工数記録・負荷把握まで必要ならプロ

工程管理では、タイムラインで日程を見渡し、マイルストーンを追うだけか、前工程の変更を後工程へ反映するかで必要プランが変わります。ガント表示と、依存関係に応じた日程調整は分けて比較します。

タスクの粒度をそろえた件数比較に加え、実際の作業時間で工数管理をするなら、Asana Advanced、monday.com プロなどの有料プランに含まれる時間記録が選択条件になります。

2. 無料枠と有料化の条件を比較する

無料プランは、人数だけでなく、案件数・保存容量・機能の利用範囲で選びます。次の表では、恒久無料の範囲と、有料契約や試用に属する条件を分けました。料金・上限は2026年7〜10月の公式情報に基づきます。

ツール恒久無料の範囲有料化で増える能力主な候補の料金・課金単位選ぶ理由
monday.com最大2ユーザー・3ボード・3ドキュメント。カンバン利用可ガント・タイムライン・カレンダーと自動化はスタンダード以上。依存関係・工数記録・ワークロードはプロ以上スタンダード:最低3席。年払い・特別オファー適用時は3席合計US$36/月相当。12か月でUS$432。オファー終了後や更新時は通常価格になる場合あり。月払いも選択可複数ボードをダッシュボードに集約したい。有料機能は別途プロの14日間トライアルで試用
Notion個人のページ・ブロックは無制限。2名以上のメンバーではブロック数制限。ファイル最大5MB・外部ゲスト10名・履歴7日。タイムライン利用可プラスで共同作業用ブロックが無制限、履歴30日。ビジネスで上位AI機能や詳細な権限設定プラス:メンバーあたり月払いUS$12。年払いUS$10/月相当、計算年額US$120議事録や資料とタスクを同じ場所に置きたい
ClickUpタスク・メンバー数は無制限、保存容量60MB。カンバン・カレンダーを利用可無料のガントは試用枠。Unlimitedでガント・保存容量・カスタムフィールドが無制限。Businessで高度なダッシュボードUnlimited:ユーザーあたり月払いUS$10。年払いUS$7/月相当、計算年額US$84。ワークスペース全員の有料化が必要。一部の閲覧者には新料金体系(Core:年払いUS$9/月相当など)を表示人数を制限せず無料で共同管理を始めたい
AsanaPersonalは2人まで、タスク・プロジェクト・保存容量は無制限。1ファイル100MBまでStarterで共同利用人数を増やし、ガント・受付フォーム・自動通知を利用。Advancedでポートフォリオ・負荷配分・時間記録Starter:ユーザーあたり月払い1,475円。年払い1,200円/月相当、計算年額14,400円、税別。契約席数は人数帯ごとの追加単位に従う2人で複数案件を無料管理し、必要になったら工程と受付・通知まで広げたい
Smartsheet恒久無料プランなし。クレジットカード不要の無料トライアルありプロで表・ガント・数式。無料共同作業者は無制限だがゲスト非対応。ビジネス以上は無料ゲスト対応プロ:メンバーあたり月払い1,600円。年払い1,200円/月相当、計算年額14,400円。1〜10メンバー、新規顧客限定。ビジネスは最低3メンバー表形式の管理を続けながら、有料メンバーと無料共同作業者を分けたい
WrikeFreeはアカウント全体で有効なタスク200件まで。サブタスクも含むTeam以上はタスク数が無制限。Teamは2〜15ユーザーで、ガント・カスタムワークフローを利用可。Businessで時間記録・依頼フォームTeam:US$10/ユーザー/月相当、単価から計算した年額US$120/契約ユーザー。税別・年額一括請求。ユーザーグループ単位で販売少人数でガントの日程と独自の作業ステータスを共有し、年額契約を受け入れられるチーム
Trelloワークスペースあたり10コラボレーター・10ボード、自動化250回/月Standardで人数・ボード数の上限をなくし、詳細チェックリストとカスタムフィールドを追加Standard:課金ユーザーあたり月払いUS$6。年払いUS$5/月相当、計算年額US$60。ワークスペース単位で契約し、メンバーと複数ボードゲストに課金カンバン中心の運用を、案件数や分担の増加に合わせて広げたい
Todoist個人プロジェクト5件、フィルター画面3件、履歴1週間、ファイル5MB。リスト・ボード、リマインダーを利用可プロでカレンダーレイアウト、所要時間、カスタムリマインダー、全期間の履歴、ファイル100MB標準プロ:ユーザーあたり月払いUS$7。年払いUS$60(US$5/月相当)。地域別料金あり個人の作業整理から、時間を割り当てる計画まで広げたい
Backlog最大10ユーザー・1プロジェクトスタンダードでガントとユーザー数無制限。プレミアムで案件横断ガントスタンダード:スペースあたり月払い16,000円、年払い182,400円(月額換算15,200円)、税別。2027年1月から改定予告あり単一案件を無料で共有したい、または人数が多い案件を固定料金で管理したい

Todoist:個人の作業を時間軸で計画するならプロ

初心者プランでもリスト・ボードとリマインダーを使えます。個人プロジェクト5件、フィルター3件、履歴1週間で足りるなら無料で続けられます。プロの価値は、カレンダーレイアウトと所要時間を使って作業を予定に組み込み、カスタムリマインダーや全期間の履歴で振り返れることです。添付上限も5MBから100MBへ増えます。

Todoistの「今日」ビュー。左に検索・インボックス・今日・近日予定、中央に時刻付きタスク、右にスマートフォンでのタスク追加画面
▲ Todoistの「今日」ビュー:時刻つきの個人タスク一覧と、スマートフォンから同じ受信箱へ追加する画面

標準プロは1ユーザーあたり月払いUS$7、年払いUS$60です。公式の料金改定案内にある日本円の参考料金は月払い894円、年額8,064円ですが、日本では地域別料金の段階導入により異なる場合があります。標準プロの改定料金は2025年12月10日以降の更新から適用され、App Store経由などの旧契約は別条件です。

共有のチームワークスペースと役割・権限管理まで必要ならビジネスが候補です。メンバーあたり月払いUS$10、年払いUS$8/月相当(計算年額US$96)、地方税別で、個人用プロとの差は月払いUS$3/月、年払いUS$36/年です。個人の計画が目的ならプロまでで比較できます。まずリスト管理から始めるなら、無料のTodoistの初心者プランが手軽です。

Trello:カンバンを広げ、細かな分担を持たせるならStandard

無料上限内でカードの担当者・期限・状態を共有するならFreeが候補です。Standardにするとボード数とコラボレーター数の上限がなくなり、詳細チェックリストで項目ごとに担当者と期限を付けられます。カスタムフィールドも加わるため、カードの説明文に埋め込んでいた管理項目を分けて持てます。Standardにはタイムラインやダッシュボードのビューは含まれません。これらはPremiumの機能です。

Standardは課金ユーザーあたり月払いUS$6、年払いは計算年額US$60です。アップグレードはワークスペース全体に適用され、管理者を含む所属メンバーと、同じワークスペースの複数ボードに参加するゲストが課金対象です。単一ボードのゲストは無料なので、社外協力者の参加範囲によって費用が変わります。解約後も前払い期間の終了までは有料機能を使えます。外部Power-Upには別途契約が必要なものがあります。カンバン共有から始めるなら、Trello Freeで十分に試せます。

Asana:工程・依頼受付・通知をまとめるならStarter

Personalは2人までですが、タスク・プロジェクト・保存容量は無制限で、1ファイル100MBまで添付できます。少人数で案件や資料を多く扱う場合に合います。Starterでは、ガントで工程の依存関係を追い、受付フォームからタスクを作り、割り当てやアラート送信を自動化できます。無料の人数上限を超えた場合に加え、依頼の転記や担当者への連絡を減らしたい場合にも有料化の理由があります。

Asanaの製品リリースプロジェクトをリスト、ボード、タイムラインの3つの表示で並べた画面
▲ Asanaは同じプロジェクトをリスト・ボード・タイムラインに切り替えて表示できる
Asanaのプラン年払い/契約ユーザー月払い/契約ユーザー選ぶ能力
Starter1,200円/月相当、計算年額14,400円1,475円/月ガント・受付フォーム・無制限のオートメーション
Advanced2,700円/月相当、計算年額32,400円3,300円/月ポートフォリオ・負荷配分・標準の時間記録

料金は税別で、年払いは1年ごとの請求です。Advancedへの追加費用は契約ユーザーあたり年払い18,000円/年、月払い1,825円/月。案件を横断して状況や負荷を把握するなら意味がありますが、工程と受付・通知が目的ならStarterが候補です。Personalの外部連携による時間記録と、Advancedに含まれる標準機能は区別します。

契約は特定のチーム、または組織全体を対象にできます。ライセンスの追加単位は、合計2〜5人なら1席、6〜30人なら5席、31〜100人なら10席、101〜500人なら25席、500人超なら50席です。実人数と契約席数が一致しない場合があるため、総額は契約席数で決まります。Starter以上の社外ゲストは無料で無制限です。解約しても契約期間末まで使えますが、返金はありません。2人で案件管理を始めるなら、無料のAsana Personalから登録できます。

Smartsheet:表と数式を軸にし、共同作業の範囲でプランを選ぶ

Smartsheetは、表形式の管理にガント・ボード・カレンダーを組み合わせたいチームの候補です。プロでも数式と依存関係を使えるので、管理項目を列に持ち、計算しながら工程を追えます。恒久無料プランはなく、プロは新規顧客向けの有料契約です。

Smartsheetのプラン年払い/メンバー月払い/メンバー契約人数・共同作業の区分
プロ1,200円/月相当、計算年額14,400円1,600円/月1〜10メンバー。無料共同作業者は無制限、ゲスト非対応
ビジネス2,500円/月相当、計算年額30,000円3,200円/月最低3メンバー。無料ゲスト・共同作業者は無制限

ビジネスでは、無料ゲストに加え、業務量の追跡、無制限の自動化、複数シートをまとめるレポートが使えます。プロのレポートは1件につき1シートなので、案件別の表を横断して報告するならビジネスへの追加費用が判断点になります。同じ有料メンバー数なら差額は1人あたり年払い15,600円/年、月払い1,600円/月です。ただしビジネスは最低3メンバーのため、最低契約の基本料金は年額90,000円の一括払い、または月払い9,600円になります。

無料共同作業者・ゲストと有料メンバーは別区分で、共同作業者全員を一律に有料席として数える契約ではありません。また、専用のResource Managementは別料金のアドオンで、ビジネス標準の業務量追跡とは異なります。表形式の管理が合うチームは、Smartsheetの30日間無料トライアルで操作を確かめられます。継続して使うには有料契約が必要です。

Wrike:有効タスクの上限を外し、独自の工程を共有するならTeam

WrikeのFreeの200件上限は、サブタスクを含む有効なタスクの合計です。上限に達すると、既存タスクを完了・キャンセル・削除するまで新しいタスクを作れません。Teamのガントとカスタムワークフローは、日程だけでなく「確認待ち」など業務に合わせた状態を共有したい2〜15人のチームに向きます。Team以上はタスク数が無制限で、Businessには時間記録と依頼フォームが加わります。

Wrikeのガントチャート。左に作業名と期限、右に期間バーと依存関係の矢印、マイルストーン
▲ Wrikeのガントチャート:矢印で前後の作業をつなぎ、前の作業が終わってから次が始まる流れを表示

TeamはUS$10/ユーザー/月相当、BusinessはUS$25/ユーザー/月相当で、いずれも税別・年額一括請求です。単価から計算した年額は契約ユーザーあたりUS$120とUS$300で、同じ契約席数なら差はUS$180/年です。掲載価格は2026年1月21日以降の新規購入に適用されます。

Wrikeはユーザーグループ単位で販売され、30名以下は5ユーザー単位です。より大きい契約には10・25ユーザー単位の販売枠があります。Teamの「2〜15ユーザー」は利用範囲の説明であり、2席分だけで購入できるという意味ではありません。例えば5席契約の基本料金はTeamが年額US$600、Businessが年額US$1,500です。月単位で費用を調整したい場合は、月払いを選べるClickUpなどのほうが支払い条件に合います。独自の工程共有と年額契約が合うなら、Wrikeの14日間無料トライアルで試せます。試用後にFreeを選ぶと、上位機能は使えなくなります。

3. 文書・工数・固定料金を重視する3製品

Notion:文書とタスクを共同で蓄積するならプラス

Notionは、ページに説明や議事録を残し、データベースでタスクを整理する用途に向きます。フリーでもタイムラインを使えるため、日程表示だけを目的に有料化する必要はありません。プラスへの変更で価値が出るのは、共同作業用ブロックの上限をなくしたい場合や、ページを戻せる期間を7日から30日に延ばしたい場合です。

文書とタスクを同じ場所に置くなら、まずNotionのフリープランで十分に試せます。共同編集で蓄積を続ける場合のプラス料金は次のとおりです。

Notionのプラン年払いの基本料金/メンバー月払い/メンバー主な追加機能
プラスUS$10/月相当、年額US$120US$12/月共同作業用ブロック・チャート数が無制限。ファイルは1件最大5GBでアップロード数無制限。履歴30日
ビジネスUS$20/月相当、年額US$240US$24/月履歴90日、Notionエージェント、AIミーティングノート、データベース権限の詳細設定

プラスからビジネスへの追加費用は、メンバーあたり年払いでUS$120/年、月払いでUS$12/月です。共同編集の容量不足を解消するだけならプラスが候補で、AIによる議事録作成や行単位のアクセス制御まで必要ならビジネスが候補になります。フリーとプラスのAIは体験版で、ビジネスのAIにも利用枠があります。カスタムエージェントのクレジットは別料金です。

料金はワークスペースのメンバーごとにかかります。ゲストは招待されたページにアクセスする外部協力者であり、メンバーと同じ範囲を使えるわけではありません。有料契約は解約まで月次または年次で自動更新され、期間途中でメンバーを減らしても、その席は請求期間の終了まで保持されます。出典:Notion公式料金表。

ClickUp:ガントと添付容量を無制限に使うなら有料プラン

ClickUpのFree Foreverは、タスク数とメンバー数が無制限です。60MBの保存容量を使うのは添付ファイルで、タスクそのものは容量に含まれません。ファイルを多く保存せず、カンバンやカレンダーで共同管理するなら無料枠が候補になります。

無料プランのガントなどに付く「試用」は、継続して無制限に使える機能ではありません。機能ごとの試用回数はワークスペース内で累積し、リセットされないため、継続利用を前提にするなら対応する有料プランで比較します。

ClickUpのプラン年払いの基本料金/ユーザー月払い/ユーザー主な追加機能
UnlimitedUS$7/月相当、年額US$84US$10/月無制限のガント・保存容量・カスタムフィールド、時間記録、ゲスト権限設定
BusinessUS$12/月相当、年額US$144US$19/月高度なカードを使う無制限のダッシュボード、無制限のタイムライン、自動化の月間上限の拡大

UnlimitedからBusinessへの追加費用は、ユーザーあたり年払いでUS$60/年、月払いでUS$9/月です。ガントを無制限に使うことが目的ならUnlimited、高度な集計や自動化を増やすならBusinessという選び方になります。上表は通常プランの料金で、AIアドオンは別です。一部の閲覧者には、新しい料金体系(Core:年払いUS$9/月相当・通常US$12、Business:US$17/月相当・通常US$25、MAX:US$100/月相当)が表示されています。

有料化はワークスペース全体が対象で、管理者だけを有料にすることはできません。複数のワークスペースはそれぞれ契約が必要です。年払いは年間分の請求、月払いは月単位の請求で、途中追加の有料ユーザーは残り期間に応じて日割り請求されます。解約後は、即時ダウングレードを選ばない限り請求期間の終了まで現行プランを使えます。出典:ClickUp公式料金表。

人数を制限せず共同管理を始めるなら、ClickUpのFree Foreverから始められます。ガントは無料枠の試用で操作を確かめ、継続して使うならワークスペース全員分の有料プラン料金を見込みます。

Backlog:人数が多い案件ではスペース単位の料金が違いになる

Backlogは、無料なら最大10ユーザー・1プロジェクトを共有できます。ガントを使うにはスタンダード以上が必要で、スタンダード以上はユーザー数無制限です。参加者が増えても席数に比例して料金が増えないため、社内外の多くの人が同じ案件に参加する場合に違いが出ます。

Backlogのガントチャート。件名・担当者の列と日付ごとの期間バー
▲ Backlogのガントチャート:課題ごとに担当者と期間を並べ、週単位で前後を確認できる
Backlogのプラン年払い/スペース月払い/スペース選ぶ能力
スタンダード年額182,400円(月額換算15,200円)16,000円/月。12か月継続で192,000円案件ごとのガント。表示範囲は6か月分
プレミアム年額307,800円(月額換算25,650円)27,000円/月。12か月継続で324,000円案件横断ガント、課題属性のカスタマイズ

すべて税別です。プレミアムへの追加費用はスペースあたり年払い125,400円/年、月払い11,000円/月。案件をまたぐ日程をまとめて追うなら候補になりますが、案件ごとのガントで足りるならスタンダードを選べます。少人数でガントだけが必要な場合は、人数課金のClickUp Unlimitedなども比較対象です。

公式料金ページによると、2027年1月1日からプラン体系が変わる予定です。年額契約を検討する場合は、改定後のプランも同ページで確認できます。固定料金で工程を共有したいチームは、同ページから30日間の無料トライアルを始められます。試用対象はプラチナの機能で、アクセスログとセキュリティチェックシートの提供は含まれません。正式契約でスタンダードを選ぶ場合、試用できた案件横断ガントは使えなくなります。

4. monday.com:集約するボード数と自動化量で選ぶ

monday.comは、案件ごとのボードを残したまま、ダッシュボードで進捗を集約したいチームの候補です。スタンダードは1つのダッシュボードに最大5ボード、プロは最大20ボードをまとめられます。すべてのボードを無制限に集約できるわけではありません。

monday.comのプロジェクト進捗ダッシュボード。リンク中のボード2個、ステータス別チャート、完了率、ガントチャート
▲ monday.comのダッシュボード:2つのボードをまとめ、ステータス別の件数・完了率・ガントを1画面で確認できる

ボードではステータス・担当者・期限などを列に置き、業務に合う管理項目を組み立てます。日本語UIに対応していますが、自動化エディターでは条件・動作の一部に英語が残ります。通常のタスク更新と自動化の設定では、操作に必要な理解が異なります。

プランできること・上限選ぶ条件
無料最大2ユーザー・3ボード・3ドキュメント、カンバン少人数で手動のタスク整理を続けたい
ベーシックアイテム数・無料閲覧者数が無制限。ダッシュボードの集約元は1ボードガントや自動化を使わず、基本管理を広げたい
スタンダードガント・タイムライン・カレンダー。自動化と連携はそれぞれ月250アクション。ダッシュボードは最大5ボード日程表示と少量の自動化、限られた数のボード集約が必要
プロ依存関係・時間記録・ワークロード。自動化と連携はそれぞれ月25,000アクション。ダッシュボードは最大20ボード依存関係の矢印を含むガントで前工程の変更を後工程に反映したい、担当者の負荷や工数を把握したい
エンタープライズダッシュボードは最大50ボード。ポートフォリオ管理、組織向けの権限管理。カスタム料金より広い集約や組織全体の統制が必要

人数が多いという理由だけでプロにする必要はありません。課金人数は、関係者の役割を編集するメンバー・読み取り専用の閲覧者・社外ゲストに分けて考えます。ベーシック以上は無料閲覧者が無制限なので、報告を読むだけの人まで編集メンバーとして数える必要はありません。社外メンバーを招待する場合、ベーシックにはゲストアクセスがなく、スタンダードではゲスト4人を1席として請求します。プロとエンタープライズのゲスト数は無制限です。

3席からの料金と、年払いの予算

有料プランは最低3席からで、表示価格は税別、請求国によって価格が決まります。以下は3席・年払いを選んだ場合のUSD建て料金(2026年10月時点)です。月額換算は毎月の請求額ではなく、年払いは年間分を一括前払いします。

3席の契約特別オファー適用時の合計同条件が12か月続く場合の予算特別オファー適用前の予算
スタンダードUS$36/月相当(月額US$20オフ)US$432US$56/月相当、12か月でUS$672
プロUS$57/月相当(月額US$30オフ)US$684US$87/月相当、12か月でUS$1,044

特別オファーは期間限定のため、終了後や更新時は通常価格(3席でスタンダードUS$56/月相当、プロUS$87/月相当)になる場合があります。同じオファー条件なら、スタンダードからプロへの追加予算は3席合計でUS$21/月相当、12か月でUS$252です。特別オファー適用前の差はUS$31/月相当になります。月払いも選べますが、年払いの割引は適用されません。出典:monday.com公式料金表。

monday.comを選ぶ条件、別の候補に変える条件

案件ごとにボードを分け、最大5ボードの集約と月250アクションの自動化で足りるなら、スタンダードが候補です。集約元や自動化量がその上限を超える場合は、プロの追加費用に意味があります。同じデータを表示し直せるため、進捗状況の共有に使う集計をまとめやすくなりますが、報告資料や確認会議が不要になるとは限りません。

一方、個人のチェックリストだけならTodoist、文書を中心に作業を整理するならNotion、無料で人数を増やしたいならClickUpのほうが条件に合います。ガントを有料で無制限に使う場合も、ClickUpの有料プランは比較対象です。monday.comのプロに含まれるボード集約やワークロードが必要かどうかで、追加負担の判断が変わります。

5. 5人で有料機能を使う場合の支払い例

次は、5人全員が同じチームで有料機能を使う仮想例です。ガントと実績時間の記録をまとめたい場合はClickUp Unlimited、依頼受付から割り当て・通知まで自動化したい場合はAsana Starterが候補になります。通貨が異なるため、為替換算による安さの順位は付けていません。

5人分の基本料金年払いの合計月払いの合計月払いを12か月継続した合計
ClickUp UnlimitedUS$420US$50/月US$600
Asana Starter(税別)72,000円7,375円/月88,500円

WBSで分解した作業の所要時間と実績を管理することが導入の目標なら、無制限のガントと時間記録をまとめて使えるClickUp Unlimitedに選ぶ理由があります。新しい料金体系が表示される場合、Coreの年払いは5人でUS$540です。Asana Starterの強みは受付フォームと無制限のオートメーションで、標準の時間記録はAdvancedです。この要件の違いを先に決めると、使わない上位機能のために契約額を増やさずに済みます。

自分の用途に合う候補から始める

個人の作業整理はTodoistの初心者プラン、カンバンの共同利用はTrello Free、文書とタスクの一元化はNotionのフリープランから始められます。有料化は、それぞれ時間軸での計画、分担の詳細化、共同編集の蓄積が必要になったときに選びます。

無料で人数を増やすならClickUp Free Foreverで開始し、ガントを継続して使うなら有料プランを選びます。2人で多数の案件を共有するならAsana Personalで無料登録し、工程・受付・通知まで必要ならStarterが候補です。案件別ボードの集約が必要なら、monday.comのプロを14日間試用し、継続時は集約数と必要機能に応じてスタンダードかプロを選べます。

人数に比例しない料金を重視するチームはBacklogの無料トライアル、表と数式を軸にするチームはSmartsheetの無料トライアル、独自の工程共有と年額契約が合うチームはWrikeの無料トライアルへ進めます。試用する上位機能と、継続契約で購入する機能を分け、実際の契約席数・スペース数で支払い負担を選びましょう。

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