【Backlog料金】5プラン比較|次期改定と代替3選

backlog-料金 徹底比較アイキャッチ画像

約 28 分で読めます

編集部おすすめのプロジェクト管理ツール
編集部イチオシ

タスク・担当・期日をひとつのボードで見える化

  • かんばん・ガントチャート・カレンダーなど複数ビューをワンクリックで切替
  • 日本語UI・日本語サポート対応(東京オフィスあり)
  • 通知・担当割り当て・期日リマインドを自動化
  • ダッシュボードで複数プロジェクトの進捗を一括把握
世界25万超の顧客が利用 · 14日間無料トライアル無料で試してみる →

Notion

ドキュメント・Wiki・タスクを一元管理。個人〜小規模チームに人気

無料で始める

ClickUp

豊富な機能と高いカスタマイズ性。自動化・AI機能も充実

無料で始める

Backlogの料金はユーザー数ではなくスペース単位の固定料金で、有料は4プラン。年払いならスターター月2,565円(税抜)から使え、スタンダード以上はユーザー数無制限です。各プランの上限、次期プラン改定の影響、他ツールとの比較まで整理します。

1. Backlogの料金プラン一覧 | 5段階の価格を一覧で確認

Backlog(提供元はヌーラボ)のクラウド版は、無料のフリープランに加えてスターター・スタンダード・プレミアム・プラチナの4つの有料プランがあります。最大の特徴は、席(ユーザー)単位ではなくスペース単位の固定料金であること。スタンダード以上ならユーザー数が無制限なので、人数が増えても月額は変わりません。

プラン 月払い(税抜) 年払い(税抜・5%オフ) ユーザー数 ガントチャート AIアシスタント
フリー 0円 0円 最大10ユーザー × ×
スターター 2,700円/月 2,565円/月(30,780円/年) 最大30ユーザー × ×
スタンダード 16,000円/月 15,200円/月(182,400円/年) 無制限 ○ ×
プレミアム 27,000円/月 25,650円/月(307,800円/年) 無制限 ○ ○(2,000クレジット/月)
プラチナ 75,000円/月 71,250円/月(855,000円/年) 無制限 ○ ○(5,000クレジット/月)

作れるプロジェクト数も併せて押さえておくと迷いません。フリーは1プロジェクト、スターターは5プロジェクト、スタンダードは100プロジェクト、プレミアムとプラチナは無制限です。人数よりも「案件をいくつ並行させるか」で上限にぶつかるチームは少なくありません。

Backlog公式サイトの料金プラン画面
Backlog 料金プラン画面(2026年9月)

表を読むときのポイントは3つあります。

1つめは、年払いで5%オフになる点。 スタンダードなら年払いで182,400円(税抜)、月払いを12か月続けると192,000円(税抜)です。運用が定着する見込みがあるなら年払いのほうが有利ですが、導入初期は月払いで様子を見る判断も合理的です。

2つめは、ガントチャートがスタンダード以上の機能であること。 工程を横軸で見たい、マイルストーン管理を線で追いたいというニーズがあるなら、スターターは候補から外れます。ここが「スターターかスタンダードか」を分ける最大の分岐点です。

3つめは、価格が全て税抜表示で、別途消費税がかかる点。 社内で予算申請する場合は税込で計算しておくと差し戻しを防げます。

なお、どのプランも30日間の無料トライアルが用意されています。加えて、オンプレミス環境で使うBacklogエンタープライズプランも別途提供されており、こちらの価格は公開されていないため問い合わせが必要です。

Backlog公式サイトのガントチャート画面
Backlog ガントチャート画面

2. 無料プラン(フリープラン) | 終了したのか、個人で使えるのか

Backlogのフリープランは料金0円で、最大10ユーザー・1プロジェクトまでという上限があります。「フリープランが終了した」という噂が出回っているのは、現在の料金ページのプラン価格カードからフリープランが外れ、本文中のリンク案内だけになっているためです。カード表示がなくなったことと、提供が終了したことは別の話なので、申し込み可否は公式の案内を必ず確認してください。

フリープランの制約:ユーザー数上限(最大10ユーザーまで)、プロジェクト数(1プロジェクトのみ)、ガントチャート(利用不可)、AIアシスタント(利用不可)
▲ フリープランの制約

無料プランで現実的にできることと、できないことを整理します。

  • できること:課題(チケット)の登録と担当者・期日の設定、カンバンボードでのステータス管理、Wikiでの情報共有、コメントでのやり取り
  • できないこと:ガントチャートでの工程表示、AIアシスタントの利用、2つめ以降のプロジェクト作成、10人を超えるメンバーの招待

個人利用や「まず2〜3人で触ってみたい」という段階なら、フリープランで十分に感触をつかめます。一方で、1プロジェクトという制約は実務ではすぐに壁になります。案件ごと・クライアントごとにスペースを分けたい、社内案件と受託案件を切り分けたい——こうした要求が出た時点で有料プランへの移行が必要です(スターターなら5プロジェクトまで扱えます)。

長期の本番運用を前提にするなら、無料プランは「評価用」と割り切り、30日間の無料トライアルで有料機能(特にガントチャート)まで含めて検証したうえで判断するのが遠回りになりません。検証のときは、実際に進んでいる案件を1つ丸ごと載せて、タスク管理のステップがチームの習慣に馴染むかまで見ておくと判断を誤りにくくなります。

3. 次期プラン改定 | 新プラン名と既存ユーザーへの影響

Backlogは、現行のプラン体系を新しいプラン体系へ移行すると公式に予告しています。ここを知らずに年払いで契約すると、更新タイミングで想定外の変更に出くわす可能性があるため、検討中のチームは必ず押さえておきたい論点です。

次期プラン改定の流れ:現行4プランで運用中(スターター〜プラチナ)、公式ブログで改定告知(新プラン名を公表)、契約更新日に自動移行(改定日以降の最初の更新時)、新機能を順次提供(孫課題・横断ガント等)
▲ 次期プラン改定の流れ

新プラン名は「エコノミー/ビジネス/プロフェッショナル」

改定後のプラン名として、公式の見積もりフォームにはエコノミー・ビジネス・プロフェッショナルの3つが選択肢として掲載されています。現行の「スターター/スタンダード/プレミアム/プラチナ」という呼び方が変わるため、社内資料やワークフローにプラン名を書き込んでいる場合は、更新の手間が発生します。

ここで正直にお伝えしておくと、公式発表によると新プランは2027年1月1日から適用されます。一方、新プランの価格は本記事の執筆時点(2026年9月)では公表されていません。適用開始日は公式の料金ページに明記されているので、社内説明にはその一次情報を引用してください。現時点で確定していること/していないことを分けると、次のようになります。

項目 執筆時点で確定していること 未公表のこと
プラン名 エコノミー/ビジネス/プロフェッショナルの3プラン構成(見積もりフォームに掲載済み) 現行4プランとの正確な対応関係
価格 現行プランの価格は据え置きで請求中 新3プランそれぞれの月額・年額
適用開始日 2027年1月1日(既存契約者は改定日以降の最初の契約更新日に移行) —
機能 孫課題(3階層)、プロジェクト横断ガントチャート、AIアシスタントの改善が予告済み どのプランにいつ提供されるか

既存ユーザーは「最初の契約更新日」で切り替わる

公式の説明では、既存契約者は改定日以降に迎える最初の契約更新日に新プランでの更新となります。つまり、自分で申し込み直す必要はない一方で、更新日が来るまでは現行プランのまま使えるという設計です。ここから導ける実務的な示唆は次の2点です。

  • 自社の契約更新日を先に確認しておく(更新月がいつかで、移行のタイミングが半年以上変わります)
  • 年払い・複数か月払いの扱いは契約形態ごとに条件が異なるため、請求周りは個別に問い合わせて記録を残す

改定にあわせて提供される機能

公式の告知では、改定にあわせて提供される価値として、Backlog AIアシスタントの継続的な改善、孫課題(3階層)、プロジェクト横断ガントチャートなどが挙げられています。孫課題が入ると、これまで親子2階層で表現していた作業分解をもう1段掘り下げられるため、WBSの階層設計がツール側の構造とずれにくくなります。プロジェクト横断ガントチャートは、複数案件を並行して抱えるPMにとって効きます。

Backlog公式サイトの親子課題(WBS)画面
Backlog 親子課題(WBS)画面(2026年9月)

現時点で伝えられる確かなことは、「プラン名と体系が変わることは決まっている」「既存ユーザーは契約更新日基準で自動的に移行する」の2点です。価格の増減を前提に社内の予算を組むのは避け、告知内容を一次情報で確認してから判断してください。

4. Backlogの料金モデル | 人数無制限がコストにどう効くか

Backlogの料金を他ツールと比べるとき、金額そのものより先に課金モデルの違いを理解したほうが判断が速くなります。多くのプロジェクト管理ツールは1ユーザーあたりの月額(席課金)ですが、Backlogはスペース単位の固定料金です。

課金モデルの違い:スペース単位の固定料金、席単位の課金、共通点
▲ 課金モデルの違い

年払いのスタンダード(月15,200円・税抜)を例に、1人あたりの負担を計算してみます。

  • 10人で使う場合:1人あたり約1,520円/月
  • 30人で使う場合:1人あたり約507円/月
  • 50人で使う場合:1人あたり約304円/月

この計算はあくまで単純な割り算の例ですが、「関係者が多いほど割安になる」という性質がはっきり見えます。席課金型と実額で並べるとさらに明快です。monday.comのスタンダード(年払いで1席あたり月US$12)を1ドル150円で換算すると1人あたり約1,800円/月。10人なら月約18,000円でBacklogスタンダード(15,200円)とほぼ拮抗しますが、30人では約54,000円、50人では約90,000円となり、Backlogの固定料金との差は3.5倍〜6倍に開きます。逆に5人以下なら席課金のほうが安く収まります。

特に効くのは、外部パートナーや協力会社を招待するケースです。席課金型では社外メンバーを増やすたびに費用が積み上がりますが、固定料金なら躊躇せず招待できます。制作会社・建設・システム受託のように社外との共同作業が前提の現場でBacklogが選ばれやすいのは、この一点が大きいです。招待範囲を広げる前に、ステークホルダーの種類を洗い出してから権限設計を決めておくと、後からの整理が楽になります。

一方、席課金型には「使う人だけに払う」という明快さがあります。参考として、Notionのプラスは US$10/席/月、ClickUpのUnlimitedは US$7/ユーザー/月(いずれも年払い表示)です。通貨が異なるため単純比較はできませんが、少人数なら席課金のほうが安く収まり、人数が増えるほど固定料金が有利になる——この交差点が自社のどこにあるかを見るのが料金比較の本質です。

非エンジニアの部門まで広く巻き込むなら、日本語の管理画面とヘルプが整っているmonday.comのように、席課金でも部門横断の可視化に強いツールを並べて検討する価値があります。判断軸は「人数」だけではなく「誰が毎日触るか」です。

5. Backlog vs Jira vs Asana | どのチームにどれが向くか

「BacklogとJiraのどちらがいいか」は、機能の多さではなくチームの仕事の形で決まります。

ツール 課金モデル 得意な領域 日本語対応 向いているチーム はじめる
Backlog スペース単位の固定料金 課題管理・Git/Subversion連携・親子課題 国産で日本語が前提 受託開発、社外パートナーと組むチーム 公式サイト ↗
Jira ユーザー単位(10ユーザーまでの無料プランあり) スクラム/カンバンの高度な運用、細かいワークフロー設計 日本語UIあり スプリントを回すアジャイル開発チーム —
Asana ユーザー単位(10ユーザーまでの無料プランあり) 部門横断のタスク管理、依存関係とレポート 日本語UIあり マーケティングや全社プロジェクト 公式サイト ↗
monday.com ユーザー単位(無料プランは最大2ユーザー) ボード/ガント/ダッシュボードの可視化と自動化 管理画面・ヘルプが日本語 非エンジニア部門を含む横断チーム 無料トライアル →

判断の目安はこうなります。Gitリポジトリと課題を同じ画面で扱いたい、社外メンバーを何人招待してもコストを気にしたくない——ならBacklogです。ストーリーポイントやスプリントの計測を厳密に回したい、ワークフローを組織のルール通りに作り込みたい——ならJiraが噛み合います。開発以外の部署も同じツールで動かしたい、進捗状況の共有を上層部向けのダッシュボードにまとめたい——ならAsanaやmonday.comが候補に上がります。

Backlog公式サイトのカンバンボード画面
Backlog カンバンボード画面

なお、Crowdlogは同じ「管理ツール」でも役割が違い、プロジェクト管理ではなく工数(時間)の記録と集計に軸足があります。Backlogの代替ではなく、原価管理や人件費の按分を可視化する目的で併用されるタイプのツールです。料金は公開されておらず個別見積もりになるため、比較する前に自社が求めているのは課題管理か工数集計かを切り分けてください。工数側の設計から詰めたい場合は、工数管理の基本を先に固めるほうが無駄がありません。

6. プランの選び方 | 規模と要件から3ステップで絞る

プラン選定は、次の3つを順番に確認すれば、ほぼ一択まで絞れます。①ガントチャートが必要か(必要ならスタンダード以上)②ユーザー数が10人を超えるか(超えるならスタンダード以上)③セキュリティ要件で2段階認証の強制やIP制限の範囲が問われるか(問われるならプレミアム以上)。

Backlogプラン選定フロー:ガント不要・少人数(月2,565円・最大30ユーザー)、ガントと人数無制限が必要(月15,200円・無制限)、2段階認証強制・AI利用(月25,650円・AI月2,000クレジット)、IP制限無制限
▲ Backlogプラン選定フロー

想定1:10人規模のスタートアップ

メンバー10人前後で、まずはタスクの担当者と期日を見える状態にしたい段階を想定して考えてみます。ガントチャートを使わず課題リストとカンバンで回すならスターター(年払い月2,565円・税抜/最大30ユーザー・5プロジェクト)で始められます。ただし、外部の業務委託やデザイナーを招く前提があるなら、人数上限に余裕のあるスタンダードへ最初から上げたほうが、後からの移行作業が発生しません。この規模ではSMARTな目標設定をプロジェクトの説明欄に書いておくだけでも、課題の粒度が揃いやすくなります。

想定2:50人規模での全社導入

複数部署で50人が使う場合、ユーザー数無制限のスタンダード(年払い月15,200円・税抜)が基準線になります。1人あたりに換算すれば月300円台で、席課金型と比べたときのコスト優位が最も効く帯です。ここでガントチャートが解禁されるため、工程管理の進め方をツール上のルールに落とし込めるようになります。

一方、情報セキュリティ部門のレビューが入る規模では、登録できるIPアドレスの数(スタンダード50・プレミアム100・プラチナ無制限)と、2段階認証の強制がプレミアム以上であることが判断材料になります。「全社員に2段階認証を必須にする」という要件が出た時点で、プレミアム(年払い月25,650円・税抜)が最低ラインです。

想定3:金融・医療など高い統制が求められるチーム

監査対応やアクセス統制が厳しい業種では、IP制限が無制限のプラチナ(年払い月71,250円・税抜)、あるいはオンプレミスのエンタープライズプランが選択肢になります。エンタープライズは価格が公開されていないため、要件定義書を用意して問い合わせる流れが必須です。この段階では、ツール選定の前に要件定義の書き方を固めておくと、ベンダーとのやり取りが一往復で済みます。

AIアシスタントを使いたい場合

Backlog AIアシスタントはプレミアムとプラチナのみの機能で、AIクレジットは月2,000クレジットと月5,000クレジットの2段階が用意されています。AI機能を目的にスタンダードを選ぶと期待外れになるため、「AIを使うならプレミアム以上」と覚えておいてください。

7. プラン確認・変更の手順 | 管理画面と見積書の取り方

「今どのプランを契約しているのか分からない」という状態は、意外とよく起こります。特に導入から担当者が変わっているチームでは、請求額とプラン名が社内で一致していないことがあります。

プラン確認・変更の手順:管理者ログイン(管理者権限のアカウントで入る)、スペース設定を開く(設定メニューへ移動)、プラン・請求情報確認(契約中のプラン名と更新日を確認)、プラン変更手続き(必要なプランを選択して変更)
▲ プラン確認・変更の手順

現在のプランは、管理者権限のあるアカウントでログインし、スペース設定内のプラン・請求関連のページから確認できます。表示される情報は、契約中のプラン名、次回の請求(契約更新)日、支払い方法です。プラン改定の影響を把握するうえで次回の契約更新日が鍵になるので、確認したらそのままカレンダーに登録しておくことをおすすめします。

プラン変更も同じ画面から手続きします。上位プランへの変更は比較的すぐ反映されますが、下位プランへの変更はユーザー数やプロジェクト数が変更後の上限を超えていると実行できないケースがあります。ダウングレードを検討する場合は、先に不要なユーザーを整理してから手続きに入ると差し戻しを避けられます。日割りや返金の扱いは契約条件によるため、金額に関わる部分は公式ヘルプと問い合わせ窓口で確認してください。

稟議に正式な見積書が必要な場合は、公式の料金ページに見積書を発行できるフォームが用意されています。ここには改定後の新プラン名(エコノミー/ビジネス/プロフェッショナル)が選択肢として掲載されているため、次期体系での見積もりを取りたいときにも使えます。オンプレミス版のエンタープライズプランは価格非公開なので、こちらは営業窓口への問い合わせが前提です。

8. monday.comとの比較 | 非エンジニア部門にはどちらが合うか

Backlogは課題管理とGit連携に強い一方で、「営業・マーケティング・人事まで巻き込んで、全社の案件を1つのダッシュボードで見たい」という要求には、別の設計思想のツールが噛み合います。ここが実務で最も判断に迷うポイントなので、正直に比較します。

monday.com公式サイトの料金プラン画面
monday.com 料金プラン画面(2026年9月)

monday.com|部門横断の可視化と自動化に強い

monday.comは、ボード・ガント・タイムライン・ダッシュボードといったビューを切り替えて同じデータを見られる設計で、非エンジニアでも初日から使える操作感が強みです。効き方が分かりやすいのは自動化です。たとえば「ステータスが2日以上変わらなかったら担当者に通知する」「期日が来たら上長にサマリーを送る」というルールを1本作るだけで、PMが週次会議まで遅延に気づけないという構図が崩れます。進捗確認のための確認作業そのものを減らせるのが、ツール選定の実利です。

monday.com のダッシュボード。ステータス別件数のチャート、40%完了のバッテリー、2つのボードを横断するガントチャートのウィジェット
▲ 件数グラフ・完了率・日程を1画面に並べたダッシュボード。ボードと同じデータで描かれる

料金は5段階で、年払いの1席あたり月額は次のとおりです(米ドル表示)。

プラン 年払い(1席あたり月額) 主な内容
フリー US$0 最大2ユーザー、ボード3枚、モバイルアプリ
ベーシック US$9 アイテム数無制限、ダッシュボード(1ボード分)、5GBストレージ
スタンダード US$12 タイムライン/ガント/カレンダー、自動化・連携が月250アクション、ダッシュボード5ボード分
プロ US$19 工数管理、チャートビュー、非公開ボード、自動化・連携が月25,000アクション
エンタープライズ 要問い合わせ 高度な権限管理、監査ログ、エンタープライズ級のセキュリティとサポート

注意点は、有料プランが最低3席からである点と、日本語サイトでは円建て表示になり為替や改定で金額が動く点です。稟議用の金額を確定させるときは、公式サイトの円建て表示で確認してください。

管理画面とヘルプセンターが日本語で、国内にオフィスもあるため、海外製ツール特有の「英語しかない」という導入障壁も小さくなります。弱点も挙げておくと、Git連携やコミット単位の課題追跡はBacklogのほうが素直で、開発リポジトリと課題を同じ場所で完結させたいチームには過剰にも不足にもなり得ます。また席単位の課金なので、社外メンバーを大量に招待する使い方ではコスト設計に注意が必要です。有料機能も14日間のProトライアルで試せるため、自社のワークフローが乗るかは契約前に確認できます。

改定前に乗り換え先を1つ決めるなら、まずmonday.comで今の課題ボードを組み直してみるのが早いです。

monday.comの操作画面|ボード・タイムライン・自動化の設定

導入判断を早めるために、トライアル初日に触る3つの画面を先に押さえておきます。

ボード(Main Table):1行が1タスク、列がステータス・担当者・期日・優先度といった属性です。列は追加・削除が自由なので、Backlogの「課題の種類」「カテゴリー」に相当する項目も列として持てます。ステータス列は色で表示されるため、ボードを開いた瞬間に赤(遅延)の行だけが目に飛び込む状態を作れます。

タイムライン/ガント:同じボードのデータを、開始日と終了日の列を軸に横棒で並べ替えるだけで工程表になります。Backlogのように上位プランを待つ必要はなく、スタンダード以上であればビューの切り替えで済むのがポイントです。依存関係を設定すれば、前工程を後ろにずらしたときに後続も追随します。

自動化(Automations):画面右上の「オートメーション」から、「もし〜なら、〜する」という形式のレシピを選ぶだけで設定できます。実務で最初に入れる価値が高いのは次の3本です。

  • ステータスが「完了」に変わったら、そのアイテムを完了グループへ移動する
  • 期日の2日前になったら、担当者に通知を送る
  • ステータスが「要確認」に変わったら、上長をアイテムに追加する

コードは一切不要で、1本あたり1分ほどで作れます。自動化のアクション数はプランごとに上限(スタンダード月250、プロ月25,000)があるため、通知系を多用するチームはプロを基準に見積もってください。

Backlog|社外を含む開発案件の管理に強い

Backlogの強みは、スペース単位の固定料金・親子課題による作業分解・Git/Subversion連携・日本語前提のUIとサポートです。受託開発や制作進行で社外メンバーを多数招待する体制なら、費用面でも運用面でも素直に収まります。弱点は、ガントチャートがスタンダード以上であること、AIアシスタントがプレミアム以上であること、そして開発文脈に最適化されているぶん、非エンジニア部門が「自分たちの仕事のツール」と感じるまでに説明が必要になりやすい点です。

Backlog vs monday.com|6つの軸で正面から比較

迷いやすい2つを、同じ項目で1対1に並べます。

比較軸 Backlog monday.com
画面の言語・サポート 国産ツールで日本語が前提。ヘルプ・サポート・請求書も日本語で完結 管理画面・ヘルプセンターが日本語。国内オフィスあり。一部の最新機能は英語表記が残る
カンバン・ガント カンバンは全プラン、ガントチャートはスタンダード(年払い月15,200円・税抜)以上 ボードは全プラン、タイムライン/ガントはスタンダード(年払い1席US$12)以上。同じデータをビュー切り替えで表示
自動化 課題のテンプレート化やメール通知が中心。条件分岐つきのルール作成は不得手 ノーコードの「もし〜なら」レシピ。スタンダードは月250アクション、プロは月25,000アクション
外部連携 Git/Subversion、Cacoo、Typetalk、Slack、Chatworkなど開発・国内チャット寄り Slack、Teams、Gmail、Googleドライブ、Zoom、Salesforceなど業務系が広い
課金の増え方 スペース単位の固定料金。スタンダード以上はユーザー数無制限で、社外メンバーを何人招待しても月額は不変 席単位。最低3席からで、人数に比例して増える。30人なら月約54,000円(US$12・1ドル150円換算)
無料での試し方 フリープラン(最大10ユーザー・1プロジェクト)+30日間の無料トライアル フリープラン(最大2ユーザー・ボード3枚)+14日間のProトライアル

読み方はシンプルです。招待人数が読めない・社外が多いならBacklog、毎日開く人が開発以外にも広がり、通知やレポートを自動で回したいならmonday.com。両者は競合というより、チームの構成で答えが変わる関係にあります。

Notion・ClickUp|ドキュメント中心/機能を広く試したい場合

ドキュメントとタスクを同じ場所で扱いたいならNotionが候補です。フリープランは外部ゲスト10名・ファイルアップロード最大5MB・ページ履歴7日という制約があり、メンバーが2名以上の場合はブロック数の制限もあります。本格運用ならプラス(US$10/席/月)から。機能を広く無料で試したい開発寄りのチームなら、ClickUpのFree Foreverや、Unlimited(US$7/ユーザー/月・年払い)という選択肢もあります。

総合比較表

ツール 課金モデル 参考価格 得意な領域 向いているチーム はじめる
monday.com ユーザー単位 ベーシック US$9〜、スタンダード US$12、プロ US$19(1席/月・年払い、最低3席) ボード/ガント/自動化/ダッシュボード 部門横断、非エンジニアを含む10人以上 無料トライアル →
Backlog スペース単位の固定料金 年払い月2,565円〜71,250円(税抜) 課題管理・親子課題・Git連携 受託開発、社外パートナーと組む体制 —
Notion ユーザー単位 プラス US$10/席/月 ドキュメントとタスクの一元化 個人〜少人数、情報整理が中心 無料プランで始める →
ClickUp ユーザー単位 Unlimited US$7/ユーザー/月(年払い) 多機能なタスク管理、スクラム運用 開発チーム、機能を広く使いたい組織 無料プランで始める →

どう選び分けるか

自分で判断するなら、「毎日そのツールを開く人が誰か」から逆算するのが最短です。開くのがエンジニアとその周辺だけなら、固定料金で社外も呼べるBacklogが費用対効果で勝ちます。開くのが営業・制作・人事まで広がるなら、日本語UIとダッシュボードで説明コストを下げられるmonday.comに寄せたほうが定着します。まず個人やごく少人数で仕様メモから整えたい段階ならNotionの無料プランで足り、開発チームで無料のまま機能を広く検証したいならClickUpが向きます。案件が複数走り、横断でタイムラインの整理まで必要になった時点で、monday.comの上位プランを検討する流れが現実的です(monday.comの無料プランは最大2ユーザーまでなので、まずは自分と上長の2人でボードを1枚作って感触を確かめる使い方が向いています)。

まとめ

Backlogの料金を判断するために押さえるべき点を整理します。

  • 有料は4プラン、いずれも税抜表示。年払いはスターター月2,565円、スタンダード月15,200円、プレミアム月25,650円、プラチナ月71,250円で、年払いは5%オフになります。
  • フリープランは最大10ユーザー・1プロジェクト。評価用としては十分ですが、案件を並行させる運用には向きません。30日間の無料トライアルで有料機能まで検証するのが確実です。
  • 機能の分岐点は3つ。ガントチャートはスタンダード以上、2段階認証の強制はプレミアム以上、AIアシスタントはプレミアム・プラチナのみ(月2,000/5,000クレジット)。
  • プラン体系の改定が予告されている。新プラン名はエコノミー/ビジネス/プロフェッショナルで、既存ユーザーは改定日以降の最初の契約更新日に移行します。新価格は執筆時点で未公表のため(適用開始は2027年1月1日)、自社の契約更新日を先に確認したうえで公式告知を待ってください。
  • 人数が多いほど固定料金が有利、非エンジニア部門が多いほど席課金型のUIが有利。30人ならBacklogスタンダードの月15,200円に対し、席課金のmonday.comスタンダードは月約54,000円(1ドル150円換算)と差が開きます。この2軸で候補を絞ると迷いません。

まず管理画面で現在のプランと次回の契約更新日を確認し、更新日までに必要な機能(ガント/2段階認証/AI)を書き出してください。そのうえで、開発以外の部署も同じ画面で動かす必要があるなら、この記事の総合比較表で並べた「課金モデル・得意な領域・向いているチーム」の3項目を、そのままmonday.comのボードの列にしてみてください。候補ツールを1行ずつ置いて、検証担当者と期限をその場で入れれば、選定そのものが1つのプロジェクトとして動き出します。

よくある質問

Backlogの無料プランはいくらですか?

フリープランは0円で使えます。上限は最大10ユーザー・1プロジェクトまでで、ガントチャートやAIアシスタントは対象外です。小規模な試用には十分ですが、複数案件を並行させる運用には向きません。

Backlogのフリープランは終了したのですか?

現在の料金ページでは、プラン価格のカードからフリープランが外れ、本文中のリンクでの案内に変わっています。カード表示がなくなったことと提供終了は別の話なので、新規申し込みの可否は公式サイトの最新の案内で確認してください。

Backlogの料金は改定されるのですか?

プラン体系が新しくなることが公式に予告されています。新プラン名はエコノミー・ビジネス・プロフェッショナルで、見積もりフォームの選択肢にも掲載されています。既存契約者は改定日以降の最初の契約更新日に新プランで更新される仕組みで、自分で申し込み直す必要はありません。ただし、本記事の執筆時点(2026年9月)では新プランの価格と改定日は公表されていないため、予算を組む際は現行価格を基準にし、公式の告知を待ってください。

BacklogとJiraはどちらがいいですか?

Gitリポジトリと課題を同じ画面で扱いたい、社外メンバーを人数無制限で招待したい——という条件ならBacklogが噛み合います。スプリントの計測やワークフローの細かい作り込みを重視するアジャイル開発チームならJiraです。課金モデルも異なり、Backlogはスペース単位の固定料金、Jiraはユーザー単位(10ユーザーまでの無料プランあり)が基本です。

Backlogは個人利用でも使えますか?

使えます。フリープランなら費用をかけずに1プロジェクトを管理でき、個人のタスク整理や学習用途には十分です。ただし機能は限定的なので、ガントチャートで工程を引きたい場合はスタンダード以上が必要になります。

現在のプランはどこで確認できますか?プラン変更はできますか?

管理者権限のアカウントでログインし、スペース設定内のプラン・請求関連のページから、契約中のプラン名と次回の契約更新日を確認できます。同じ画面からプラン変更も可能ですが、下位プランへ変更する場合はユーザー数やプロジェクト数が変更後の上限を超えていないか先に整理してください。

エンタープライズプランの価格はどう計算されますか?

オンプレミス版として提供されるBacklogエンタープライズプランは価格が公開されていないため、問い合わせによる個別見積もりになります。稟議に使う見積書は、公式の料金ページにある見積もり発行フォームからも取得できます。

Crowdlogの料金はBacklogと何が違いますか?

CrowdlogはプロジェクトのタスクではなくWork(工数・時間)の記録と集計に軸足があるツールで、Backlogの代替ではなく併用されるタイプです。料金体系も別物で、価格は公開されておらず個別見積もりになります。まず自社の課題が「課題管理」なのか「原価・工数の可視化」なのかを切り分けてから比較してください。

Backlogとmonday.comは非エンジニアのチームにはどちらが向きますか?

営業・マーケティング・人事まで同じツールで動かしたい場合は、日本語の管理画面とダッシュボード、自動化ルールを備えたmonday.comのほうが定着しやすい傾向があります。逆に、開発課題とGit連携が中心で社外メンバーを多数招待するなら、固定料金のBacklogが費用面で有利です。どちらも無料での試用ができるので、実際に走っている案件を1つ載せて比べるのが確実です。

monday.com を無料で試す →