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編集部イチオシタスク・担当・期日をひとつのボードで見える化
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Person in charge(パーソン・イン・チャージ)は「担当者・責任者」を表す英語表現で、複数形は people in charge、略語は PIC です。読み方・使い分け・シーン別例文と、プロジェクトにおける責任者の役割まで解説します。
もくじ
- Person in chargeとは | 意味・読み方・複数形・略語を一気に整理
- 類似表現の使い分け | representative・point of contact と何が違う?
- シーン別の実践フレーズ集 | メール・電話・対面でそのまま使える
- プロジェクトにおける責任者の役割 | なぜ成果を左右するのか
- 効果的な責任者になる5つの実践 | よくある壁の乗り越え方つき
- 責任者の業務を支えるツール3選 | チーム規模別の選び方
- まとめ|責任者として次に踏み出すステップ
- よくある質問
英語表現としての意味・例文だけを知りたい方は1〜3を、プロジェクトマネジメントにおける責任者の役割やツールを知りたい方は4以降をお読みください。
1. Person in chargeとは | 意味・読み方・複数形・略語を一気に整理
Person in charge の意味は、英英辞典では「the person who has control of or is responsible for something」と説明されます。つまりある業務・部門・プロジェクトを任され、その結果に責任を持つ人です。日本語では文脈に応じて「担当者」とも「責任者」とも訳されます。
読み方はカタカナで表すとパーソン・イン・チャージ。強く読むのは charge の部分で、「パーソニンチャージ」に近い音でつながります。基本形は in charge of + 名詞 で、「I’m in charge of the Osaka branch.(大阪支店を担当しています)」のようにbe動詞に続けるだけで使えるのが便利なところです。
複数形は2種類あります。日常のビジネス英語では people in charge が自然で、口語・社内メールともにこちらが主流です。一方 persons in charge は契約書・社内規程・監査資料など、個々人を法的に特定する硬い書面で使われます。迷ったら people in charge を選んでおけばまず外しません。
略語は PIC(Person In Charge)。工程表の「PIC」欄、社内チャットの「PIC: Tanaka」、メール署名など、書面やフォームでの省スペース表記に使われます。ただし PIC は英語圏の全員に通じるわけではなく、アジア圏のビジネス英語で特に定着した略語です。社外への初回連絡では略さず person in charge と書くほうが安全です。
なお「in charge person」という語順を見かけることがありますが、これは不自然です。正しくは person in charge(形容詞句が後ろから修飾する形)と覚えてください。

本記事では、まず英語表現としての使い分けと例文を押さえたうえで、後半ではプロジェクトマネジメントの文脈における「責任者」の役割を中心に解説します。
2. 類似表現の使い分け | representative・point of contact と何が違う?
「担当者」を英語にするとき、person in charge が常に最適解とは限りません。英語では責任の重さ・立場・正式度によって単語を変えるのが普通です。次の表を目安にしてください。
| 表現 | ニュアンス | 正式度 | よく使う場面 |
|---|---|---|---|
| person in charge | その業務を任され、判断権を持つ人 | 中〜高 | 社内外の業務担当者を特定するとき |
| representative | 組織を代表して話す人(代理権あり) | 高 | 商談・展示会・公式な折衝 |
| person responsible | 結果への責任の所在を指す(やや重い) | 高 | 品質問題・監査・原因究明の文脈 |
| staff / personnel | 個人ではなく人員・スタッフ全体 | 中 | 「担当部署の者が」と曖昧に言うとき |
| coordinator | 調整役。決定権より段取りが主 | 中 | イベント・部門間の橋渡し |
| point of contact | 連絡窓口。誰に連絡すればよいか | 低〜中 | メール・電話の窓口案内 |
使い分けのコツはシンプルです。「誰が決めるのか」を言いたいなら person in charge、「誰に連絡すればいいのか」を言いたいなら point of contact。前者は判断権、後者は連絡経路の話です。person responsible は「責任を負う人」という語感が強く、トラブル対応の文脈では「犯人探し」に聞こえることがあるので、平常時は避けたほうが無難です。
また、ネイティブとの会話では表現をぼかして「Who should I talk to about the invoice?(請求書の件は誰に聞けばいいですか)」と聞くほうが自然な場面も多くあります。person in charge は正しい英語ですが、口語ではやや硬く響くことを覚えておくとよいでしょう。

ここで見落とされがちなのが、英語表現を磨く以前に「自社側の担当者が誰か」が曖昧なケースです。海外パートナーから「Who is the person in charge?」と聞かれるたびに社内で確認が走るようなら、それは英語の問題ではなく体制の問題です。一般的な対処法は、案件ごとに担当者・期限・ステータスを1枚のボードにまとめ、誰が見ても PIC が分かる状態をつくることです。たとえばmonday.comのように、各タスクに担当者アイコンが1人紐づく設計のツールを使えば、「誰が PIC か」を一目で共有できます。各案件の担当はチームメンバーの役割を整理したうえで割り当てると、抜け漏れが起きにくくなります。
3. シーン別の実践フレーズ集 | メール・電話・対面でそのまま使える
ここからは person in charge を使った実際の例文です。そのままコピーして使える形にしてあります。
メールで使う例文
宛先の担当者名が分からないときは、部署宛てか総称の書き出しを使います。
-
To whom it may concern,(ご担当者様へ) → 相手の氏名も部署も分からない場合の定番。ややフォーマル。
-
Dear Sales Department,(営業ご担当者様) → 部署が分かっているならこちらのほうが丁寧に響きます。
-
Could you please forward this email to the person in charge of overseas shipping? (海外発送のご担当者様にこのメールをお回しいただけますか。)
-
I am the person in charge of this project. Please feel free to contact me directly. (本件の担当は私です。直接ご連絡ください。)
自己紹介で使う場合、I'm in charge of ~ のほうが自然で軽やかです。I am the person in charge は「私が責任者です」という強めの宣言になるため、責任の所在を明示したい場面向けと考えてください。
電話応対での例文
- May I speak to the person in charge of purchasing?(購買のご担当者様をお願いできますか。)
- I’ll transfer you to the person in charge. One moment, please.(担当者におつなぎします。少々お待ちください。)
- The person in charge is out of the office at the moment. May I take a message?(担当者はただいま外出しております。ご伝言を承りましょうか。)
取次ぎで大事なのは、担当者不在時に次のアクションを提示することです。「May I take a message?」に加えて「He will be back around three. Shall I have him call you back?」と続けられると、印象がぐっと良くなります。
会議・訪問時の自己紹介フレーズ
- I’m Kenji Sato, in charge of quality control at ABC Corporation.(ABC 社で品質管理を担当している佐藤健二です。)
- I’ll be your main point of contact for this project.(本プロジェクトの窓口は私が務めます。)
- Let me introduce Ms. Tanaka, who is in charge of the design team.(デザインチームの責任者、田中を紹介します。)
海外メンバーを含むキックオフの進め方では、冒頭の自己紹介で「名前+担当領域+連絡手段」の3点をセットで言うのが定石です。誰が何の PIC なのかが最初の10分で共有されると、その後の確認メールが目に見えて減ります。

4. プロジェクトにおける責任者の役割 | なぜ成果を左右するのか
ここからは英語表現を離れ、実務としての「責任者(person in charge)」を掘り下げます。プロジェクトにおける責任者とは、計画・実行・評価を統括し、意思決定の最終責任を負う人物です。マネージャー、チームリーダー、スーパーバイザーなど呼び名はさまざまですが、担う中身は共通しています。
責任者の5つの主要な責任
- リーダーシップと意思決定:判断を保留しないこと。決められない責任者がいるチームは、実行が止まります。
- リソース管理:人・時間・予算を配分し、マイルストーンを計画どおりに通過させる。
- コミュニケーション:チームとステークホルダーの双方に、良い情報も悪い情報も同じ速度で流す。
- 問題解決:課題を小さいうちに拾い、影響が広がる前に手を打つ。
- パフォーマンスの監視:各タスクの進み具合を定点観測し、改善のフィードバックを返す。

責任者がプロジェクト成功に不可欠な4つの理由
- ビジョンと方向性:ゴールとそこへの道筋を示し、全員が同じ方角を向く状態をつくる。
- チーム調整:役割の重複と空白をなくし、個々の作業を成果に束ねる。
- ステークホルダーの関与:現場と外部関係者の橋渡し役として、期待値のズレを早期に潰す。
- リスク管理:起こりうる事態を先回りで想定し、代替案を用意しておく。
この4点は、着手前に計画書の作り方を押さえ、工程表の引き方まで落とし込んでおくと、責任者の負荷が大きく下がります。
例:マーケティングキャンペーンにおける責任者の役割
イメージしやすいように、新製品のローンチキャンペーンを想定した仮のシナリオで考えてみましょう。この場面で責任者は、クリエイティブの制作、メディアプランの策定、クライアントや社内営業とのコミュニケーションという複数の流れを同時に束ねる立場になります。どれか1つでも止まれば、公開日そのものが動いてしまう構造です。
こうした状況で効くのは、派手な施策ではありません。まずキックオフの段階で「誰が何の PIC か」を1枚のボードに固定し、クリエイティブ制作・メディアプラン・営業連携といったレーンに分けて可視化すること。そのうえで、タスクが期日を超過したら担当者と責任者の双方に自動通知が飛ぶルールを設定しておく、といった仕組みづくりです。遅延に気づくのが週次定例まで遅れると、気づいた時点で打てる手が限られてしまいます。通知の仕組みは、その「気づくまでの時間」を縮めるためのものです。
(monday.com の無料プランなら最大2ユーザー・3ボードまで無料で試せます。まずは1レーンぶんのボードから始めるのがおすすめです。)

5. 効果的な責任者になる5つの実践 | よくある壁の乗り越え方つき
責任者としての力量は、生まれつきの資質より運用習慣で決まります。現場でよく起きる壁と、その乗り越え方をセットで整理します。
明確な目標と期待を設定する
「頑張ろう」ではなく「何をどこまで、いつまでに」を言語化します。ゴールの決め方は測定可能な指標に落とすのが基本です。
ここで必ずぶつかるのがリソースの制約です。人も時間も足りない状態で全部やろうとすると、全部が中途半端になります。解決策は、目標を絞ること。タスクに優先順位を付け、重要なマイルストーンに人と時間を集中投下し、「今回はやらないこと」を宣言してください。やらないことを決めるのは、責任者にしかできない仕事です。
協力的な環境を育む
心理的安全性のあるチームは、悪い知らせが早く上がってきます。これは責任者にとって最大の資産です。
ここでの壁はコミュニケーションのギャップ。口頭とチャットと会議に情報が散らばると、認識のズレが必ず生まれます。解決策は、情報の置き場所を一本化すること。「決定事項はここ、進捗はここ」というプロトコルを最初に決め、コラボレーションツール上で誰でも同じ情報を見られる状態にします。進み具合の把握がボード1枚で完結すれば、確認のための会議は激減します。
チームを力づけ、やる気を引き出す
権限委譲は「丸投げ」とは違います。判断基準と裁量の範囲を渡したうえで任せ、結果は責任者が引き受ける。貢献を具体的に言葉にして認めることも、地味ですが効果は大きいです。
定期的なフィードバックを提供する
年1回の評価面談では遅すぎます。週次の短い1on1で、良かった点と改善点を1つずつ伝えるほうが、はるかに人は伸びます。同時に、誰がどれだけ抱えているかを工数の管理方法に沿って把握しておくと、「頑張りが足りない」と誤解する事故を防げます。
変化に適応する
仕様変更も人員変更も起こる前提で構えます。ここでの壁は変化への抵抗。人はプロセスが変わること自体に抵抗するのではなく、「なぜ変わるのか分からない」ことに抵抗します。解決策は、変更の背景と利点を伝え、可能な範囲で意思決定プロセスにメンバーを巻き込むこと。決定に関与した人は、その決定を守ろうとします。

6. 責任者の業務を支えるツール3選 | チーム規模別の選び方
責任者の時間は、判断とチーム調整に使うべきものです。進捗の聞き回りや資料の探索に消えている時間は、ツールで削れます。ここでは代表的な3択を紹介します。
monday.com:担当者と進捗を1枚で可視化する
世界で25万を超える顧客に使われているワークマネジメントツールです。強みは、タスクごとに担当者・期限・ステータスが必ず紐づく構造と、条件を指定するだけで作れる自動通知。前章で触れた「期日超過で自動通知」のようなルールも、ノーコードで数分あれば設定できます。日本語 UI に対応し、東京にオフィスもあるため、日本語での情報にも困りません。
料金は無料プラン(最大2ユーザー・3ボード・3ドキュメント)、ベーシック US$9/月、スタンダード US$12/月、プロ US$19/月(いずれも年額払い表示・年額は18%オフ)、エンタープライズは要問い合わせ。有料機能もプロプランの14日間無料トライアルで試せますので、まず自分の担当案件1つで検証するのが安全です。


Notion:ドキュメントとタスクを一元化する
議事録・仕様書・タスクが別々のツールに散らばっている状態は、責任者にとって最大の時間泥棒です。Notion は文書とデータベース(タスク管理)を同じワークスペースで扱えるため、「決定事項のページから、そのまま担当者付きのタスクへ飛べる」構造をつくれます。個人や5人以下の小さなチーム、まずタスク管理を始めたいという段階には、これが一番とっつきやすい選択です。
料金はフリー US$0(ゲスト10名・ページ履歴7日など制限あり)、プラス US$10/月、ビジネス US$20/月、エンタープライズは要問い合わせ。年間プランで最大20%お得になります。AI 機能はフリー・プラスが体験版、ビジネス以上で上位機能が使えます。まずはNotionのフリープランで、担当者列を持つタスクデータベースを1つ作ってみてください。

ClickUp:開発チームのスプリント運用に
タスク数・メンバー数が無制限の無料プラン(ストレージ60MB)を持ち、カスタムワークフローやスプリント管理が得意です。Scrum を回している開発チームなら選択肢に入ります。料金は Free Forever US$0、Unlimited US$7/月、Business US$12/月(年額払い表示)、Enterprise は要問い合わせ。AI は Brain AI が US$9/ユーザー/月のアドオンです。自動化の実行数は Business で月5,000件まで対応します。ワークフローを細かく作り込みたいチームにはClickUpが合います。

比較表とチーム規模別の選び方
| ツール | 得意なこと | 向くチーム規模 | 料金(年額払い表示) | はじめる |
|---|---|---|---|---|
| monday.com | 担当者・期限の可視化と自動通知 | 5〜15人の部門横断/15人以上も可 | 無料(最大2ユーザー)/ベーシック US$9/月/プロ US$19/月 | 無料トライアル → |
| Notion | 文書とタスクの一元管理 | 個人〜5人以下 | フリー US$0/プラス US$10/月/ビジネス US$20/月 | 無料で始める → |
| ClickUp | スプリント・カスタムワークフロー | 開発チーム(Scrum 運用) | Free Forever US$0/Unlimited US$7/月/Business US$12/月 | 無料で始める → |
あなたのチームはどのタイプ?
- 5人以下・個人で、はじめてタスク管理を仕組み化する → まず Notion のフリープラン
- 5〜15人で部門をまたぐ調整が多い → monday.com(当サイトのイチオシ)
- 開発チームで Scrum を回している → ClickUp または国産のBacklog
- 15人以上で複数案件を並行 → monday.com のプロ/エンタープライズ
まとめ|責任者として次に踏み出すステップ
この記事の要点
- Person in charge(パーソン・イン・チャージ)は「担当者・責任者」を指す英語。複数形は口語なら people in charge、硬い書面なら persons in charge。略語は PIC で、書面やフォーム向け。
- 「誰が決めるか」は person in charge、「誰に連絡するか」は point of contact。representative は代表権を伴う正式な場面で使う。
- メール・電話・対面のフレーズは型が決まっている。名前+担当領域+連絡手段の3点セットが基本形。
- プロジェクトの責任者は、意思決定・リソース管理・コミュニケーション・問題解決・進捗監視の5つを担う。決められないことが最大のリスク。
- ツールは責任者の時間を「聞き回り」から「判断」へ戻すための道具。全体像はプロジェクト管理の完全ガイドも合わせて確認してください。
次のアクション:この記事の内容を実務に移すなら、まず monday.com でテンプレートから新しいボードを1つ作り、担当者・期限・ステータスの3列を埋めてみてください。10分で最初の案件の骨組みができ、「Who is the person in charge?」に即答できる状態が手に入ります。
よくある質問
Person in charge の読み方と発音は?
カタカナでは「パーソン・イン・チャージ」です。実際の発音では単語がつながり、「パーソニンチャージ」に近い音になります。アクセントは charge に置きます。in charge of ~ の形で使うことが多く、「in charge」の部分をひとかたまりで発音すると自然に聞こえます。
Person in charge の複数形は people in charge と persons in charge のどちらが正しい?
どちらも文法的には正しいのですが、使い分けがあります。日常のビジネス英語やメールでは people in charge が自然で、こちらが主流です。persons in charge は契約書・社内規程・監査文書など、個々人を明確に特定する必要がある硬い書面で使われます。迷った場合は people in charge を選んでおけば問題ありません。
Person in charge の略語「PIC」はどんな場面で使えますか?
PIC は Person In Charge の頭字語で、工程表やタスク一覧の「PIC」欄、社内チャットでの「PIC: Sato」、社内フォームなど、書面上のスペースを節約したい場面で使われます。ただしアジア圏のビジネス英語で定着した略語であり、欧米の相手全員に通じるとは限りません。社外への初回連絡や正式文書では、省略せず person in charge と書くことをおすすめします。
「担当者」を英語で伝えるとき、person in charge 以外にどんな言い方がありますか?
連絡窓口を伝えるなら point of contact、組織を代表して交渉する立場なら representative、責任の所在を明示するなら person responsible、段取りの調整役なら coordinator が適します。部署全体を漠然と指す場合は staff や personnel を使います。また、責任者を英語で表す場合、役職に応じて manager、supervisor、head of ~、director といった具体的な肩書きを使うほうが伝わりやすい場面も多くあります。
責任者と社長の違いは何ですか?
社長は company president や CEO と訳され、会社全体を統括する最上位の役職を指します。一方の責任者(person in charge)は、特定のプロジェクト・部門・業務範囲について責任と判断権を持つ人であり、役職の高さを表す言葉ではありません。つまり社長は組織上の地位、責任者は「その案件を誰が引き受けているか」という役割の話です。ひとつの会社に社長は1人ですが、責任者は案件の数だけ存在します。
